整形の話の感想

Kちゃんが貸してくれた本を読んだ。簡単なあらすじは不細工に生まれて様々な仕打ちを受けて来た女性が、整形して自分を酷い目に遭わせた人達に復讐しつつ、初恋相手を自分のものにするという話。冒頭から超センスのないファッション*1で田舎の駅に降り立った誰もが振り返るようなこんな田舎じゃ見たこともない美人!本当に1ページ目から笑えてくる位、表現が酷くて500ページ弱のを2日で読んだよ!つまんないのに読み進む逆効果!挙句、「小股の切れ上がったいい女」の小股は口角だと書いてあって1冊で2度美味しい?じゃなくて、編集者や出版社を含めてなんて酷い話なんでしょう!と思いました。意地悪心でちょっとチラベルト(画像割愛)、読んだ(多分)若い人が何人もその部分を引用して「小股…」→口角とあちこちに書き散らしてるのを日本ふしぎ発見!解説は自らガツガツにお試ししてる

↑さん、確かに整形の説明とかはわかんないながらそうか〜と納得出来たりしたけど、それ以外が兎に角(うさぎだけに?)酷いのだ!男性が女性のことを書いてもいいんだけど、主人公がキレて言う台詞とかオッサンの啖呵?という具合でさ…そして解説の最後にうさぎさんは何故かちょっと小さいフォントで作家と書いて筆を置いておられました。やってることが凄いのでキワモノと思われがちだけど、うさぎさんって結構ちゃんとした文を書く人だし(批判する前に試した)、ラスコリー二コフがとかドストエフスキーから引用してたり…(別にドストエフスキー読んでるから偉いとは思わないけど)狢は若年寄りなので、ティーンの頃から瀬戸内寂聴とか三島由紀夫とか幸田文とか所謂文に関してはちゃんとしてる作家ものを読んできたので、今どきのものに違和感を感じるのかも?とは言えデアイエ

作者は50過ぎのオッサンです。何だかね〜!顔をイジってじゃなくて洗って出直すべきですね〜!

*1:読んでいてそう感じた