昨日、ティアゴさんが負傷退場し、大事に至らなければいいけどと心配しておりましたが、最悪の事態になっておりました。右足脛骨骨折で全治4か月だそうです。 本人が一番悔しいと思うんだけど、狢さんも痛すぎて朦朧としております。 今のサウールや今後も？…

今朝のエスパニョール戦、またまたアントワーヌがチームを助けました〜！1−0という厳しい戦いでしたが、兎に角、勝ち点3を取れたことを評価しなければなりません。どっちかと言えば、見た目は小動物ですが、本当に獅子奮迅の活躍です。 勝利は喜ばしいことな…

こういうわけでその夜の空が、否応なしに二人の目に入ったが、街明りの照り返しにもめげないその夜の星空は素晴らしかった。しかし 悠一の鼻孔は、川の悪臭をかぎ、二人のぶらぶらさせている靴は、水面のすぐ近くにあった。悠一はこの少年がまことに好きだっ…

『この人もアレだな』と稔は思っていた。『でもこんなにきれいな人が、アレだということは、なんて嬉しいんだろう。この人の声も、笑い方も、体の動かし方も、体全体も、匂いもみんな好きだ。早く一緒に寝てみたいな。この人になら、何でもさせてやるし、何…

今朝のChampions LeagueのGroup stageのガラタサライ戦、ウチ・Atletiはホームのカルデロンで2−0と勝利を収め、1位突破へ一歩前進致しました〜！ にしても、アントワーヌ大活躍ですね〜！もう充分に育ってますけど、レアルさん、バルサさん相手には得点出来…

ペンギンたちは、カクテル・パーティーの人々のように思い思いの向きに立ち、片羽をしばらく身から離したり、お尻をふったりしていた。 ゆっきー先生「禁色」、S潮文庫、P.446より引用、 ↓コレ、発想はいいんだけど、可愛くないですね。 でも、ペンギンの描…

悠一の娘、渓子（けいこ）の御七夜の日に里から贈られた祝着は、 緋の絽縮緬に、南家のかたばみの紋章を金糸で縫い取った祝着には、鴇いろの帯と、紋の刺繍のついた赤綿の巾着が添えられていた。 ゆっきー先生「禁色」、S潮文庫、P.428より引用、 緋色、 丹…

今朝の敵地でのベティス戦、ウチ・Atletiは開始7分に コケさんのゴールで先制し、 幸先の良いスタートを切ったのですが、追加点を奪うことが出来ず、1−0で辛うじて勝ち点3をゲット致しました〜。どのチームも侮れないにしても、ボトムハーフなチームの対戦で…

独乙系の米人が、新たな情熱にかられて悠一の肩を犬歯で噛み、無言で見据えられた為、このような魔襲（オブセッション）の前に、自分がいかに非力であるかをくどくどと述べる件があるのですが、オブセッションを魔襲と評したのはいい得て妙ですね。で、ちょ…

彼女の濃紫の外套は深いくびれを持ち、立てた襟の内側には紅鮭いろのマフラーが波立っていたが、その頸に触れた部分に肌色の白粉（おしろい）がすこしついている。寒そうな小さい紅（あか）い口が可憐である。 ゆっきー先生「禁色」、P．191より引用、 ゆっ…

中略 これに比べれば、ほかの千人に感じた稲妻なんぞ、線香花火みたいなものだったと断言できる。最初のときめき、最初の戦慄、それで勝負が決ってしまう。ともかく早急（さっきゅう）に俺はこの青年と寝なければならん』 ゆっきー先生「禁色」、S潮文庫、P.…

「ふん、あの女は私から以前三万円強請ったんだ。それで君が洋服を作ってもらえば、私の帳尻はうまく合うよ。今度はご褒美に接吻ぐらいしてやり給えな」 ゆっきー先生「禁色」、P．191より引用、 まだ疑心暗鬼な悠一に対して老作家の檜が言った台詞が、人生…

男色家には媚態と冷たい検査の視線の二つが共在しているのに対して、 女は異性に向けられる媚態の眼差と同性に向けられる検査の眼差しとを使いわけるのが、男色家にあっては同時に相手に注がれるのである。 ゆっきー先生「禁色」、S潮文庫、P.121より引用、 …

「僕おとといの晩パークですばらしいのに会ったんだよ。その晩ちょんの間をやったけど、あんなきれいな人見たことないな。もうじき来るよ。悠ちゃんと云うんだよ」 ゆっきー先生「禁色」、S潮文庫、P．119より引用、 とは英ちゃんの台詞なんだけど、ちょんの…

シナ服の美しい女恭子 シナ服は白地に竜の地紋を浮き出したサテンである。襟の留金と釦は金、引きずった裾に隠見する舞踏靴も金無垢である。翡翠の耳飾が一点の緑を揺らしている。 のに対して、 夜会服の中年女の後ろ姿 砥石のような不健康な色をした平べっ…

今日もゆっきー先生の「禁色」より、 鏑木夫人は猛々しい女で、女の不如意というものを悠一と過ごすまで信じなかったのですが、それはどういうことかというと、女というより自分はどんな男も思いのままに出来たということです。で、読んだことがないし、知ら…

今日は児灌頂（ちごかんじょう）です。簡単に言うと男色というより男色の少年愛ということでいいのかな？ 昨日、味のある醜さと称された檜俊介が、美青年の主人公・悠一に、弘児聖教秘伝の不思議な愛撫の儀式の詳細を読んで欲しいとして、 何という精妙な述…

今日もゆっきー先生の「禁色」から、気になるフレーズを紹介致します。もうフレーズというかS潮文庫、P.71〜72を読んで〜！（以下、一部引用）世にも美しい主人公の悠一が電車内で初めて醜い同類に遭遇し、情報交換をしている場面から、 もう一人は小柄な茶…

今日からゆっきー先生の「禁色」の表現・フレーズをピックアップして紹介したいと思いま〜す。 石竹いろの子供っぽい服を着た康子の手足はしなやかに長く、少し長すぎるようでさえあるのです。 その腿は緊った（しまった）川魚の肉のように、雌黄を沈めた白…

ゆっきー先生の「鏡子の家」でやってみて楽しかったし、代表ウィークでウチ・Atletiの試合がないので、本丸の「禁色」でも、やってみようと思います。 結構貼りましたね〜。 10回で終わるかな？

今回の企画を始めるにあたり、付箋をバリバリに貼ったゆっきー先生の「鏡子の家」の画像を載せ、ざっと数えて30弱位貼ったのですが、取り上げる程のことでもないキーワードも結構あって却下した為、何気に今日の10回目で終了することに致しました〜！ヒホン…

今朝のヒホン戦、もうドキドキひやひやでしたね〜。ペーニャの日ということでカルデロンは超盛り上がってたんだけど、中々チャンスを作ることが出来ず、最近売り出し中のカラスコさんも結果は出せず…あ〜あと思った後半92分、 ドラマが待ってましたね〜！ も…

には乞食口調があり、 顔中しみだらけで、口がうまく閉まらず動揺して、上下の入歯の歯列が絶えずぶつかり合って、碁笥（ごけ）の中で碁石の触れ合うような音を立てていた。 ゆっきー先生の「鏡子の家」S潮文庫、P．445より引用、 汚いですね〜！もう色々臭…

ゆっきー先生の「鏡子の家」の気になる表現や語句を紹介する第9回目、 いつか読んだ『マクシム』の中に、痛いことが書いてあった。『さも朴訥らしく装うのは、微妙なペテンである』と… S潮文庫、P．347より引用 マクシムって誰ですか？？？とチラベルト（画…

今日もせっせとゆっきー先生の「鏡子の家」の表現について紹介したいと思います。 氷を入れたトマト・ジュースが、彼の熱している喉をいきいきと医やした。 S潮文庫、P.333より引用、 今日の注目ポイントは医やしです。造語かな？と思って、軽くチラベルト、…

タイトルは1954年度のミスター・ユニバースの方の名前です。 ↓彼の画像、 この間紹介したゆっきー先生の「鏡子の家」に出てくる売れない俳優の卵の収をボディビルの世界に誘った武井という男がレオの全身写真を肌身離さず持ち歩いており、上から鎖骨部、胸肋…

現地10月21日の1st legで、ウチ・Atletiのホームのカルデロンで4-0と快勝し、約5,690km離れたアスタナさんの本拠地アスタナ＠カザフスタンの首都へ乗り込んだウチ・Atletiでしたが、Champions LeagueのGroup stageの2nd legは0-0のドローに終わりました。 PC…

「肯綮（こうけい）に当たる」とは、 物事の急所、本質をずばりと突くこと。大切な所をおさえていること。 「当たる」は本来は「中る」と書く。 肯綮は骨肉結合の所で、転じて物事の急所の意味を持ち、「肯」は骨につく肉、「綮」は筋と肉とのつなぎめを意味…

今日もタイトルでお分かりかと思いますが、ゆっきー先生の「鏡子の家」の表現紹介の第5回目です。ご自身も目覚めてなさっていたので、実体験をもとに描けるボディビル（当時はそーゆー表現ではなかった）を始めた売れない俳優の卵の収がジム通いを続けて3ヶ…

恒例となってまいりましたが、今日はゆっきー先生の「鏡子の家」のお気に入り表現を紹介の第4回目でございます。作中に夏雄という日本画家が登場するのですが、夏雄が見た素晴らしい落日を展覧会に出品する絵の題材にそれをどう表現するかという場面で、 古…