12.着物の表現
悠一の娘、渓子(けいこ)の御七夜の日に里から贈られた祝着は、
緋の絽縮緬に、南家のかたばみの紋章を金糸で縫い取った祝着には、鴇いろの帯と、紋の刺繍のついた赤綿の巾着が添えられていた。
ゆっきー先生「禁色」、S潮文庫、P.428より引用、
緋色、
丹後絽縮緬の帯揚げ生地、
かたばみの花、
種類は色々ありましたが、かたばみ紋、
鴇さん、
タイトルを見直して気付いたんだけど、子供の祝着、果たしてこれを着物ということにして良いのでしょうか?成人女性の着物表現はちゃんと帯締めや帯留についても書かれるゆっきー先生なのです。でも祝着のとするのも一般的じゃないなぁ。まぁ着物の鴇、じゃなくて、時どうするかはその時になってから考えることにします。