2.年輪のある男らしい醜さ

今日もゆっきー先生の「禁色」から、気になるフレーズを紹介致します。もうフレーズというかS潮文庫、P.71〜72を読んで〜!(以下、一部引用)世にも美しい主人公の悠一が電車内で初めて醜い同類に遭遇し、情報交換をしている場面から、
もう一人は小柄な茶色の背広を着た勤め人風の男である。顔が鼠を思わせる。しかし大そう色白で、むしろ蒼白と謂ったほうが庶幾(ちか)い。海老茶いろのまがいものの鼈甲の眼鏡が、なおのことこの白けた顔色を強調している。
そして、低いひめやかな声で秘密を愉しんで舌舐めずりをするような響と書かれております。これぞゲイ表現の神髄?かどうかは分かりませんが、パトロンとなるその気(け)はない檜と比較したのがタイトルの表現なのです。どっちがいいんでしょうね〜。未だにタブー?映像化されてないのかな?
鼠というか小動物ということでカラスコに登場して頂きました〜!(←えーっ?)