更なるものが足りぬなら

今朝のウチ・AtletiCopa del Reyバルサ戦は、とてもほろ苦い結果となりました。

何と開始39秒に先制し、よっしゃ〜!と思ったんだけどね。

これだけじゃまだフェルナンドさんを認めるまでにはいかない狢さんって厳しい?

勢いがつくかと思ったんだけど、相手も負けられないので追いつかれ、

フアンフランが狙った形で取ったPKで2−1にし、仕切り直すも同点に…

逆転ゴールの前のプレーがハンドという判定だったら3−2となり、更にモチベーションが上がったと思います。が、審判がPKと言わなかったらPKじゃないわけで…*1アントワーヌのシュートは誰も触らなければ決まったと思っただけに、選手達もそれに気を取られて相手のカウンターを許してしまいましたね。愛するウチの指揮官は、判定に動じることなく自分達のプレーをするようにと指導していらっしゃいますが、試合中に興奮している選手が自制出来ないこともあるとその著書で仰っておられました。昨シーズンのリーガ最終戦では、バルセロナの選手がハーフタイムに審判に抗議しているのを見て、試合に集中出来てないことで1点のビハインドはあるがウチが優位だと判断し、ハーフタイムに1点取れば終わるというメッセージを伝えたそうです。今回は逆になってしまいましたね。ハーフタイムのカピタン・ガビさんの抗議にカードが出て累積2枚で退場、アントワーヌを変えざるを得ないという状況になり、駄目だけど気持ちは痛いほど分かるアルダのスパイク投げとかに繋がってしまいました。敵地での失点、ハンドの見逃し、敵のアタックをも乗り越えて勝つことが出来なかったので、悔しいけれど完敗だと認めざるを得ませんね。そういった状況でも打破出来るよう成長しなければ!です!マリオ・スアレスの2枚目は力不足ですね。そして後半はどちらも無理しない展開で、ウチは2−3で敗戦し、Best4進出は成りませんでした。愛する指揮官は試合後のインタビューで、
「私はクラブとチームのために一番良いことをしようとした。私の決定により、ゴールを奪うことを期待せずに戦った。最も妥当な戦い方だ。私は監督であり、私がもっとも適切だと考える決断をした」
と応えておられ、リーガChampions Leagueに注力するという判断をされたようです。これを書いているのは日曜日なので、狢さんもショックから立ち直り冷静になれています。点を取りに行く姿勢がほぼ見られず、試合中は微妙だな〜と思ってましたが、選手にとっても諦めて次に移行するという思考に切り替える為の45分になったのかもしれません。
奇しくも悔しい交代になったと思うけど、アントワーヌ偉いね〜!

交代のホセ姫を迎えに行ったようです。ゴディン大先生が出場停止じゃなかったらとかコケさんの怪我がなかったらとか思うけど、ベストじゃなないメンバーで臨んだ中、昨シーズンより悲壮感を感じることはなく、選手層についての心配は減った気がします。先々のスケジュールを考えるとバルサさんよりは有利になったので、その分リーガとChampions Leagueに注力するのみです!Vamos!Atleti!

*1:愛する指揮官の教え