「俺の肩には凄い毛が生えているぞ」

狢だからさ当たり前って違う違う。読んでぶっ飛んだね。「嘘だと言ってよジョー」じゃなくて宍戸錠に似ている北方謙三のコトバである。(回りくどいな)もう、嘘じゃなかったわよ。証拠の画像を載せたかったんだけどね。本のモノクロ写真をデジカメで撮ろうとしたけど、難しくて断念。仕方ないので、今日の一品を(えーっ?)
山いもかん梅肉添え、大自然有機純米酒)自作の酒器にて

話を戻して、私のお気に入りのブログに北方謙三と言えば「ソープへ行け!」だみたいなことが書いてあった。えーっ?北方謙三と言えばハードボイルド、ハードボイルドと言えばエロオヤジ、エロオヤジと言えば北方謙三北方謙三と言えばハードボイルド…とエンドレスローテーションが私のイメージなんだけど…気になるじゃない。で、買ったわよ。北方謙三試みの地平線(伝説復活編)」いきなり第一章が「ソープへ行け」「はいっ!」じゃなくて、若者向け雑誌の悩みに答えるというコーナーが文庫本化されたようだ。「俺の肩に…」はまさに第三章のタイトルです。他にも「部屋のキーを貸せ、お前の心を預かっていたい」(どひゃひゃひゃー、でもMaratに言われたら貸すわっ)「俺の口髭は愛撫の時の武器である」(そうなのね)など、全十章、読者の悩みに謙三翁が熱く、厳しく、時に優しく答えていて読み応え満載。とっても楽しめた。で、問題(なのか?)の「ソープへ行け」は、4回しかなかった。(「SMクラブへ行け」が1回あった)本を買う前にネットでも色々調べたんだけど、皆様「ソープ」の印象が相当強いらしく、やっぱ世間的な謙三イメージはソープが主流?でも、私のエロオヤジイメージにも根拠はありまして。うろ覚えなんだけど、西原理恵子先生の「できるかな」シリーズのホステスできるかなで、女体盛りに嬉々として突撃する北方謙三が居たわけよ。もうひとりの男性作家さんは呆然…謙三、漢(オトコ)だねっ!と思い、エロ認定。

この感動?を誰かと分かち合いたくて恐る恐るKちゃんに貸した。回答の要所要所
”必殺恥骨ゆさぶり””SEXの鬼”
などというフレーズが大フォント強調で書かれてるだけに、通勤電車でドキドキしながら読んだとのこと。気に入ったので、好きな男(ホントは贔屓のレスラー)にプレゼント。そうしたら、レスラー氏のブログの悩み事相談?が謙三調になってたらしい。(爆笑)

何か繋がってるね。上手に撮れたら肩毛写真upしようかな。気になる方は買うもよし、立ち読むもよし(えーっ)肩毛写真はP.61也。

小僧ども、本を読め。何でもいいから読んでみろ。そこから何かが見つかるかもしれないぞ。(似てる?)夏休みだしさっ。忘れてなかったら毎月1日は読んだ本の感想を書くことにしようかな。