音沙汰なきは幸せの証?

年末に早く来ないかな〜!それを聴きながらハマってる小説を思う存分読みたいと書いた。[過去記事:1番幸せなこと - 狸穴]すぐに届いた真由子様のCD。速攻、開封してもう余裕で100回以上聴いてる。そう言った舌の根はもうすっかり乾いてて今更ジローだけど、その乾燥感想を書きたいと思いま〜す!ホントもう「どうなの〜!」という位来た!研ぎ透まされた鋭利なナイフのようにキレがあり、とても優美で素晴らしい演奏で再生が♪もうどうにも止まらない♪状態です。(今だにね)で、ハマってたモンテ・クリスト伯を読みながら聴くという幸せ体験も試みた。結局、連続で2回読む位面白く夢中になってた話だったんだけど、最初はもう聴いちゃって聴いちゃって話の内容が上の空な感じ。共存は無理?と思ったんだけど、いつの間にか入り込んで絵にも書けない美しい竜宮城に居るかと思う程でした。うっとり〜!ホント真由子様って素敵だわ〜っ!

で、災害でもないのに忘れた頃に何故こんなことを書くかというと、某国営放送の名曲探偵Aマデウスという番組で、CDに収録されているチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲が取り上げられていて、そのソリストの演奏を聴いて愕然としたからなのだ。はっきり言ってしまうと、下手!というか、音が汚ないっすよ!使用してるのは名器と言われるストラディヴァリウス(真由子様と同じ)だけに、えーっ?という感じ。TVの音とCDを比べることはナンセンスかもしれないけど、矢鱈とファンのモーター音が五月蝿いPCで聴いてるので、それ程のアドバンテージはないし。決定的だったのは、キュルキュルキュルキュルと高速で聴かせる重音の第111小節のテンポが遅くてさ。同じ曲でこの違いは凄いよね。そのソリストもまぁまぁな国際コンクールで優勝してるんだけどな。好みもあるし、悪魔あくまでも個人的な感想なんだけど、素晴らしい演奏家に出会う事が出来たことをとても幸せに思う。前にも書いと思うけど、教えてくださったのはT様。伸君のコンサートでご一緒させて頂き「神尾さんは凄いです!」と情報を頂いたのだ。本当にお好きで聴く耳を持っていらっしゃるので、凄い信用情報として体験したいなと一昨年は岸和田、今年は隣県まで遠征して体感したのだ。で、番組の中でポイントになるパートの弾き方を某交響楽団のソロ・コンサートマスターがスが実演してたんだけど、♪サングラスつけたまま噴出しちゃうほど あどけない弾き方のソリストヤバいよ♪という程、多少ゆっくり弾いたにしても、番組のソリストより格段に下手で音も悪く失笑してしまいました。ホント下手なコンサート行けないよね〜!と思いつつ、♪ちょっと気になって買ってみた異邦人♪のヴァイオリン・リサイタルに来週行って来ま〜す。演目なんだっけ〜?って先の方達はこんな人に言われたくないだろうね。