取れるもの取れないもの

知合いの工芸作家さんに薦められてとある展示を見て来ました。随分入れ込んだメールを頂いたので、期待して出掛けたのですが、全体的に統一性がなく、細部の作りが甘く、これではお金取れないよな…と微妙なと思いました。ギャラリーの人から説明を受けてもそれ程響くこともなく…むしろ過去の展示の時に買取りをしたと思われる、磁器に見入ってしまいました。その作家さんのものは2点程持っていて、それはクオリティが高くて1点は飾るものなのでいいのですが、もう1点は勿体なくて使えずに置いてあるのです。自分が陶芸をやっていたこともあり、2点とも1万円前後だったと思うんだけど、高いとは思いませんでした。その後近くのデパートでたまたまやっていた特設展示を見ました。

そっちの方が安くて実用なものが沢山あって、時間がなかったのでじっくりは見られなかったけど、揃いで買いたいなと思わせるものが何点かありました。これも好みなことなので難しいけれど、お手製の木のフレームの角がキッチリ止まってないとかそんなの出品しちゃ駄目じゃない?どう考えても狙いとも思えないし…そーゆー人の作品と言うのは中には良いものがあっても、何となくそーゆー印象になってしまう気がします。良いものに出会うのって難しいですね。