信じてついて行け!

現地13日のCoppaヴェローナ戦目でガッちゃん率いるミランさんが3-0で勝利を収め、準々決勝に駒を進めることが出来たようです。ホッとしたのも束の間、今シーズンからの?契約を巡って何かとお騒がせだったドンナルンマの代理人が、その新契約が無効だと何かをガタガタ画策しているようです。で、サポーターが試合中にドンナルンマがボールを持つ度に激しいブーイングをしていたようです。試合後の会見のガッちゃんのインタビューをQolyから引用(斜線部)します。
「ドンナルンマは18歳の少年だ。もちろん彼は動揺している。私は、彼がやっているものに感謝することしかできない。あの年齢で、彼は世界でも有数のゴールキーパーだ。彼の顔からは、幸せではないことを見て取れるだろう。しかし、私は彼が素晴らしいアスリートで、素晴らしい少年であることを知っている。ドンナルンマは私が守るだろう。出来るだけの保護をしていく。クラブは誰も売る必要がない、売りたくもないと言うのなら、どうしてそれについて話さなければならないのだ? 人々は、彼のことを理解する必要がある。本当にチームを離れたいのか、本当はここに残りたいのか。私が言えるのは、今ドンナルンマという素晴らしいアスリート、素晴らしいプロフェッショナルとともに働いているということだけだ」「自分はミランの監督だ。選手のことを話す。アスリートのことを話す。しかし、それ以外のことは話さない。ドンナルンマは、個人的に退団を申し出たことなどない。そんなことがあったなら別だがね。ライオラのことは話さない。なぜなら、私はドンナルンマ本人と毎日話しているのだからね。 私は、ライオラがドンナルンマをこのクラブから離れさせようとしているのかどうかはわからない。2日前まで手紙のことは知らなかった。結果を出せるよう、選手のコンディションを高めるように集中しなければならなかったからだ。 現時点で、ドンナルンマは素晴らしいものをもたらしてくれている。決意を持って練習している。今後どのように進むかは様子を見よう。今起きていることは恐ろしい。人々は、あの少年をモンスターであるかのように塗りつぶしている。そんな男ではない。幸運にも、今日のスタジアムには9000人しかいなかった。これが5万人だったら、どうなっていたか」
ってもうサポーターも酷いと言えば酷いんだけど、実際にすったもんだがあったしチームの状態が良くないだけに怒りの矛先がそっちに向かうということも無理はなかったかもしれません。でも、ガッちゃんのこの対応で少なくともドンナルンマへの個人攻撃はなくなると思うし、ドンナルンマ本人だけじゃなくて他の選手達も心強いと感じたと思います。ウチ・アトレティの指揮官の対応と同じだよね。至極冷静に的確なメッセージをサポーターへ発信したガッちゃんの未来は明るい気がします。

就任に際して、時期尚早な気はするがと言っていたようですが、ウチの指揮官もそうでしたが、オファーがあるとしたらクラブが苦しい時だと仰っておられましたが、クラブは違えどもガッちゃんミランさんの救世主になれると思います。そして昨日紹介した汚い言葉の記事も載せておきます。
「選手たちには『指導には汚い言葉を使うが覚悟しろ』と宣言した。罵倒は毎日のパンやワインと同じ。プロのサッカー選手はそれを消化して強くなるんだ」
ガッちゃん、かっけ〜!罵倒が日々のパンやワインと同じなんて、この時代にそう言って問題ない人ってガッちゃんしかいないと思います。サポーターが「俺たちがピッチ上に望むのは、11人のガットゥーゾだ!」というチャントも歌っていたようです。ドンナルンマには、ライオラから離れろというチャントもあったようです。そうするのがベストだし、そうなるのかもしれませんね。兎に角、ウチと同じようにPartido a partidoですよっ!Folza!ガッちゃん!