夏越

残暑がマジありえねー位厳しい中、暫しの涼を得るべく、京都で買ったお菓子と冷たいお薄で一服。ふぃ〜、和むねぇ…ヘボいけど夏茶碗もあったし、昨日買った炭化の器(実は茶舗の近くのお店で何気にゲットしていたのだ〜)にも白が映えてね…
と言いたいところだったんだが、残念!炭化の器に撥水剤が使ってあって水を弾くのよ!見た目焼き締めっぽいのにガッカリ…

上の画像の左右の底部を比べるとよくわかるんだけど、左の皿には幾つもの水玉が…右は不使用なので満遍なく湿ってる。陶器は磁器と違って水がじんわりと浸みるということは分かってるけど、使う前に水に浸してすぐに乾かないしっとり感(打ち水をしたイメージ)が欲しくて買っただけに残念。撥水剤を使った直後ならシンナー臭があったり、種類によっては油っぽくテカるから分かる場合もあるけど、お店で見ただけで識別するのはほぼ不可能。目の粗い土を使うと水漏れしやすいので漏れ防止に使うというのもひとつの手段。漏れて机やクロスに輪ジミがつく場合もあるから…以前片口の器を買う際に、水切れがちゃんとしているか見たいからと、ギャラリーの人にお願いして(快く了承してくれた)水を入れて確認したことがある。それを知合いの器好きのお茶の先生に話したら「あなたそれは駄目よ」と叱られた。気に入ったのならまず使ってみなさいと。それで酷く漏れるようなら口から注ぐことは諦めて、お花を生けるなり、口は景色として使えばいいと…その方は本当に尊敬できる方で、黙って頭を垂れたのでした。なかなかそんな余裕は持てないけれど、そう言われて自分の工夫次第でどうにでもなるということを学んだ。今回は残念だけど笹の葉や大葉を敷いたり、砕いた氷を敷いた上にお刺身を盛ったりして使うなどしなくちゃね。気に入って買ったんだもん!
How much?
かっ買いてぇ〜(おいっ!)ううっ〜doubles敗れたり(泣)。