19.コニャック・グラス

う〜ん、これ素敵ですね〜!こんなんじゃなかったと思うけど…

あらゆる官能的な期待で心を脹らませ、己惚れ(うぬぼれ)と確信に満腹して、社長のくせに間夫(まぶ)になりたいとばかり夢見ているこの男は、両掌(りょうて)にあたためているコニャック・グラスを軽く揺らした。
ゆっきー先生「禁色」、S潮文庫、P.532より引用、
♪社長じゃなくても もう若くなくても あなたの手のぬくもりを感じて 間夫になり〜たい〜!♪ってかっ?
それなのに悠一は現れることはなく、松村は諦めて酒場(バア)を去ったのでありました。でも、コニャックって待ちには良いお酒だと思います。